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妊娠時のつわり

出産時の痛みと並んで、妊娠時のつわりもよく語られる項目です。
ドラマでは、よく吐き気や何かのつわりの症状で妊娠に気づくという演出がよくありますが、実際問題、つわりには症状も程度も継続する期間も個人差が大きく、また原因にも諸説あって完全には解明されていないので、つわりへの対策には、その人の、その時の症状と、その程度の強さによっていろいろ考えていくべきなのです。
つわりは、一般に妊娠初期5〜6週目から起ってくるといわれています。
つわりがひどくなると、尿中のケトン体値の上昇などがみられるそうで、それらは妊娠15週以降、妊娠中期には落ち着くといわれています。
しかし、実際につわり対策をするにあたっては、それらの数値的な異常も程度や期間に、かなりの個人差があるので、やはりつわり対策には一般論ではなく、
「今、自分にでている症状を乗り切る」策
を講じるのが一番でしょう。
つわりはなぜ起こるのか?
つわりには、多少精神的な要素で症状が強弱することがあると一部でいわれています。特にはじめて出産する妊婦さんの不安やストレスは、周囲の人間や男性からみても想像に難くないくらいよく理解できますよね。
症状としてのイライラを訴える人も多くいます。
そんな時は、精神的な部分からのつわり対策も、あながち無駄とはいえません。気分が悪くならない程度の香りでアロマを楽しんでみるとか、料理、育児などの家事を周囲に肩代わりしてもらうなどの処置が、効果のあるつわり対策になる場合もあります。
初期のつわりで代表的なものが、吐き気でしょう。
実際に嘔吐までしなくても、何かずっとムカムカとしていたり、空腹時、起床時、食べ物の匂いが引き金になったりと、これもいろいろな状態が考えられます。
ひどい吐き気・嘔吐で食事が満足にできないと、お腹の赤ちゃんの栄養状態を考えて、逆にプレッシャーとなって精神的な部分で悪化させる方もいるようです。
あくまで一般的にはですが、食事が普通にできないことによる胎児の栄養不足のようなトラブルは殆どないそうなので、吐き気や嘔吐に関してのつわり対策としては、気を楽にして、好きな時に、食べられるものを食べられる分だけ口にして、水分補給は果物のジュースなどで、ビタミンやミネラル類も同時に摂るというのが楽なやり方でないかと思います。
ただ、脱水症状に関しては、母子ともに影響がありますので、水分が摂れない状態の
つわり対策には、医師のアドバイス等が必要かもしれません。
特に亜鉛とビタミンB6は、つわり対策には良いビタミン、ミネラル類とされ、吐き気の軽減に効果が期待できるということです。
つわりがなくなる
なかには、つわりがなく、あるいは非常に軽症でつわり対策の必要がない方がいます。そういう方以外でも妊娠3〜4ヶ月には症状が落ち着く方が多いといわれています。
ただ、今まで苦しかったつわりが、特に一時期きつくなった後、ぴたりと症状がなくなる場合など、稽留流産を疑って心配される人もいます。
つわりは、なにぶん人それぞれの症状・程度・期間がありますから、つわり対策も、なかなか特効薬のような処置法もなく、自分や家族で出来る範囲でのつわり対策を行っている方がほとんどでしょう。
ただ、つわりの不自然な強弱などは、時には重篤な状態のサインになっている場合があるので、その辺りは早目に医師に相談する決断をするのも必要なことです。